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以前28本分の音がモデリングされているというギターを試奏したと書いたのだが。
買ってしまった...。 仕事をしているメーカーさんの取引先の関係でこのギターが破格値で買えることを知り、思わず発注してしまったのだ。もうギターは増やさないと心に誓ったのに。 とりあえず念願のアコギ12弦のアーミングを試してみる。 面白い。 ストラトからいきなりマーチンに切り替えてみる。 面白い。 バンジョーからシタールへいきなり切り替えてみる。 面白い。 インチキくさくてすごく面白い。モデリングされている音もイイ線をいっている。 インタフェイスとしてのギター本体にモノとしての魅力が全くないのもウレシクなる。 エレキギターを記号化したかのような無味乾燥具合で、モノとしての蘊蓄を全く傾けようがないところから何百万円もするようなギターの音が出てくる、と称してるところがラディカルで魅力的だ。 また、どんなにアンプに近づけてもハウリングしないし、ノイズも全く出ない。 アンプを通してギターを弾いたことのある人には判ると思うけど、実はこれはすごいことだ。 他のサイトのレビューなどを見ていると所詮オモチャだという声も聞こえてくるのだけど、楽器用木材資源の枯渇が進むこれからの時代に一つの道筋を付けたのではないか、とも思う。名器の音の素晴らしさはわかるが、誰の手に入るものでもない。精巧なシミュレーションで過去の名器の音を楽しむ、というのもなかなかスマートな楽しみ方だと思うのだが。 同時に購入したアンプも、著名なギター・アンプの出音をシミュレーションするモデリング・アンプなるもの。 ギターもアンプもデジタル・モデリング。私ってなんてサイバー(死語)でテクノ(死語)なんだ!
by sivaprod
| 2006-04-04 05:03
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