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発熱相変わらずおさまらず。もう二週間になる。
意を決して総合病院に赴き、採血と採尿、それに胸部レントゲンを撮る。 初診受付から検査と診察で3時間かかる。殆どが待ち時間。 この待ち時間を短縮するだけでも日本人の死亡率は下がると思う。 医師に、癌とかでも発熱が続くことがあるかと問うと、「ありますね。」 無言になる。 一週間後に詳しい検査結果が分かるとのこと。 医療機関のインテリアなど、いわばハード部分のユーザインタフェイスは以前の冷たいものから随分改善されてきていると聞くが、検査室やレントゲン室などの冷徹な雰囲気は変わらず。白の焼き付け塗装やリノリウムの床、ステンレスの容器群。不安になっている受診者の気分をますます沈み込ませる。なんとかしていただきたいものだ。 問診票の一番最後に、「告知について」の項目がある。深刻な病状の場合、つまり末期癌が発見されたりした時に本人および家族に知らせるかどうかを記入するようになっている。 これは結構へこむ。わたしは昨年父を癌で亡くした。 ひとり暮らしで身よりのない人が「本人に知らせない」を選択した場合どんな扱いを受けることになるのだろうか。放置?
by sivaprod
| 2005-07-22 06:40
| よしなしごと
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