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出ましたね、iPad。果たして世評第一弾はいかがなものかとあちこち回っていろいろ読んでみたら、発表前に色々と想像されていた先端的ソリューションが見受けられずいわばただの巨大なiPod Touchでしかないというあたり結構みなさん戸惑っておられるようで。早くも「こんなの日本じゃ使えねえYO!」とダメ出ししてる人もいるし。この人に限らず、「Adobe Flashが動かない」「カメラがない」「マルチタスクじゃない」あたりは欠点として多くの人が指摘しているし「これなら従来のネットブックでも十分では?」という声も少なくない。
いやいやいや。「Flashが動かない」「カメラがない」「マルチタスクじゃない」。そんなことはどーでもいいのです。iPadのキモは ・機械的な可動部や隙間やくぼみがほぼゼロに近いこと。 ・製品の天地左右が決まっていないこと。 ・OSやアプリの起動が超速であること。 ・マルチタッチであること。 ・安価であること。 の5つだけ。 それはどういうことかというと、「台所で菜箸を持ったままレシピをめくる」「忙しい旅立ちの前に列車の連絡を確認する」「子供に絵本を読み聞かせる」「ポテチをつまんだ手でビデオのチャプタ移動」「トイレで短編小説を読む」「猫をかまいながらパズルを解く」「恋人と床に寝転がってオセロ勝負」。これ、ネットブックでやる気になります? 現在はまだ多くの人にとって食事を作ったり散歩したり子供と遊んだり等の「日々の暮らし」と「パソコンを使う時間」というものが分離独立しているけど、iPhoneユーザなら日々の暮らしに常にネットに接続されたパソコンが寄りそうことの快適さを味わってしまっただろうし、iPhoneの画面が広くなればその快適さを自分の気に入った人と共有できるだろうということは容易に想像出来るはず。わたしたちが台所やソファの上や玄関やお布団の中でしたいのは”パソコンを使うこと”ではなく”楽しく暮らすこと”だって。 そして価格。ソファや台所の作業台やこたつの上に放り出しておけるような道具の値段として、たとえばカメラや外部接続端子を付けたがゆえに7万円とか8万円になってしまえば少々肩に力が入る。5万円前後ならちょっと上等のデジカメやフォトビューワーとさして変わらない。壊してしまって買い直すにしても5万円と7万円では心理的に微妙に変わってくる。購入や使用のハードルを低くした良い価格デザインです。 ひとつだけ我が国での売れ行きに影響があるとすればWi-Fiや3Gのインフラがまだ充実してるとは言えないという点だけど、それだってiPhoneなどのスマートフォンを持って街を歩いてる人は日々無線スポットがどんどん増えていってるのを実感してるはず。 デザインするということは”暮らし”を考えること。iPadは製品としてはまだまだ未完成だし我が国でのビジネスがいきなり成功するかどうかはいささか不透明だけど、”暮らしの道具”としてはあのカタチとあのスペックは全くもって正しいデザインなのです。 でも。ご飯もともすればMacの前でかっこんでしまうヤモメ暮らしのオッサンには不要な道具かもなあ...。
by sivaprod
| 2010-01-29 04:34
| デザイン
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