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わたしの大好きなCIRQUE DU SOLEIL(シルク・ドゥ・ソレイユ)の巡業プログラム「DRALION(ドラリオン)」が7月25日から大阪にやってくる。
CIRQUE DU SOLEILの他のプログラムに比べると多少耽美的なイメージに欠けるきらいはあるのだけど、それでもやっぱり凄いものは凄いんだ。 CIRQUE DU SOLEILってなんだ?っていうひとはこのへんを見てもらうとして。 彼らがひとつのプログラムを作り上げるメイキングビデオを見たことがあるのだけど、それはそれは凄まじいものだった。世界中に張ったネットワークに引っかかるアーティストやアスリートにコンタクトを取りオーディションを行う。その中には元オリンピック選手やトップ・ミュージシャンも少なくないんだけど、そんな世界のトップに立った人でさえドロップアウトせざるを得ない人が出るほどシビアな環境なのだ。とんでもない運動能力を持っているはずの人が初めての演目の練習では全くの素人に見えるほど何も出来ない無様な姿がメイキングビデオでは映し出されていた。 ウンチクはさておき、バカな広告代理店の幼稚なプロモーション(”チーム ドラリオン応援団長””スペシャルサポーター”と称しての小倉智昭や柴田理恵の起用、あげくは物販コーナーに”ドラ焼き”...。)に騙されずに一度は観て欲しい。特にデザインの仕事に携わる人なら体技や衣装の美しさだけでなくショー全体の構成の緻密さに驚くはずだ。また、ライブ好きな人ならバックの音楽(CIRQUE DU SOLEILのどのプログラムも全てライブ演奏なのだ。)を担当するバンドやボーカリストのレベルの高さに感動して欲しい。なにしろオフの時にはクアトロで有料ライブするようなバンドがバックに入っているのだから。この国の常で「後援○○株式会社」と付いておきながら「どこ”後援”してんねん!」と毒づきたくなるような高い料金ではあるけど、観終わったあとは絶対にもう一度観よう!っていう気になるはず。 ちなみにラスベガスの常設劇場でのプログラム「O(オー)」にはかつてシンクロの日本人銅メダリストが二人在籍していた。また、元「たま」の石川浩二氏の太鼓の叩きぶりに感激したCIRQUE DU SOLEILのスカウトが「ぜひうちのショーに参加してくれ!」とオファーを出したところ「サーカスで巡業なんてそんな苛酷なことはいやじゃ!」と石川氏に断られたのは一部で有名な話。 リンクしてるのはわたしが一番好きで、観るたびに切なくなる「BANQUINE」という演目。「QUIDAM」というプログラムで観ることが出来る。YouTUBEにはCIRQUE DU SOLEILのプロモーションビデオが沢山貼り付けられているけど、予備知識なくジャケ買いした「Nouvelle Exprience」というDVDのこの演目で衝撃を受けたのがわたしがCIRQUE DU SOLEILにハマるきっかけになった。他にもElena LevやUlziibayar Chimedのコントーションの美しさには涙ぐみそうになる。ぜひそのエロティックな美しさに打ちのめされて欲しい。
by sivaprod
| 2007-06-14 13:46
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