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妙齢の美女に耳元でそう囁かれて口説かれたワケでは残念ながらなくて。こういうタイトルの岩井志麻子さんのエッセイ本を読んだんです。でこれがバツグンに面白かったのだった。「あってはならないと思われているオバサンの性欲」という章から始まる「ふつーのオバサンがセックスを楽しむ相手をゲットするには」なあれこれ。”熟女”じゃなくて”オバサン”ですよ?面白そうでしょう?
若い頃は「中高年のセックス」なんて考えたくもないというかそんなものが実在するのか?なシロモノだったのだけど、もはや私自身が青少年から見れば「あんなオッサンオバハンらのセックスライフなぞ考えるだけでグロテスク」と思われるであろう歳となってしまった今、同じような世代のオッサンオバハン達のセックスライフってのは私にとって結構謎ってか関心事なんですよ。身近なオッサンオバハンたちとよく話すのが「精神的成長が高校くらいで止まってるにも関わらず肉体的にはオッサンオバハンになってることの非情さについて」だったりして、そういうのってセックスライフにおいて大きく影を落とすような気がするのだけど、みんなそのへんのギャップとどう付き合ってるのか。 もっとも自分をも含めて周囲を観察してみるに、大半のオッサンオバハンは自分がオッサンオバハンであるがゆえにもはやセックスを諦めてるか、あるいは逆に自分がオッサンオバハンであることを見ないふりしてセックスを求めるかどちらかのようで、前者はモッタイナイし後者は痛々しい。この本はそういうオッサンオバハンに「オッサンオバハンであるがままモテる」ためのよき指針を示してくれるかもしれません。 戯言はともかく「オバサンだってセックスしたい」は読み物としてもめちゃくちゃ面白くって、中でも 「ていうか母ちゃん、はっきり言ってあの時の声が大きいよ。ぼく、隣の部屋で聞いててつらいんだよー。オナニーしているときに母ちゃんの声を聞くとなえる」 って著者の息子がボヤく話で大爆笑してしまったのだけど、いやいい親子だよねえ。
by sivaprod
| 2011-01-25 06:44
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